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Keppagle(ケッパグル)
生産者一覧

自然派ワイン(ナチュラルワイン)のインポータ
ケッパグル様の生産者一覧(一部)

オピダキ

フィリップ・フォルモルタンは、ワインの仕事をモンペリエのワイナリーでスタートし、その後カリフォルニア、コルシカ、ロシア、インドなどで活躍したワインメーカーです。彼は自然なワインを造りたいという夢を実現し、南フランスのラングドック・ルーションに3つの畑を所有しています。これらの畑はすべてビオデナミ農法に従い、粘土石灰石土壌のテロワールを生かしたワインづくりを行っています。彼のワイナリーの名前「OPI D'AQUI」は、オック語で「ここから」という意味で、その名の通り、地元のテロワールを大切にしています。

エコロギッシェス・ヴァイングート・シュミット

ドイツのラインヘッセン地域にあるシュミット家のワイナリーは、シュミット家の息子ダニエルとハンガリーで醸造学校で学んだビアンカによって2010年に設立されました。ビアンカは醸造学校を卒業後、ナチュラルワインの修行を積みたくて多くのワイナリーにオファーの手紙を送りましたが、唯一シュミット家からの返事があり、そこでダニエルとビアンカは出会い、共にワイナリーを設立しました。2012年にはデメテール(自然派ワイン生産者の認証)を取得し、現在はドイツ全土で認められた42のワイナリーの一つとなっています。二人は若いながらも、愛と情熱でワインづくりに取り組んでいます。

ドメーヌ・デュ・ボンヴァン

ドメーヌ・デュ・ボンヴァンはフランスの南西部、ベルジュラックのシグレス村に位置し、1950年代から家族によって運営されています。ジャンパティストの両親は、この場所で有機栽培の乳製品とワインを生産してきました。現在は、兄弟が農場を共同経営し、2018年に自分たちのワインを生産し始めました。彼らは自然なワインづくりを重視し、添加物を最小限に抑え、必要に応じてわずかな亜硫酸塩を使用しています。また、ブドウの栽培にはビオディナミ法を採用しています。このドメーヌは、乳牛とブドウの栽培の結びつきを大切にし、オーガニックな飼料を生産するなど、循環型農業を実践しています。ジャンパティストは静かなアーティストで、エマは明るく活気のある存在です。彼らは、オレンジワインなど、高品質なワインを作るために共同で努力しています。

トマ・バタルディエール

トマ・バタルディエールはアンジュ地方の新進ワイン生産者で、以前はパリの美術学院で学び、人類学を専攻していました。しかし、ワインへの情熱が湧き起こり、ソムリエの資格を取得し、ブルゴーニュの醸造学校で学びました。卒業後、Chateau Yvonneで修行を積み、2012年にRablay sur Layonという未開の土地で2ヘクタールのぶどう畑を手に入れました。現在は3.5ヘクタールの畑でシュナン・ブラン、グロロー、カベルネ・フランを栽培し、アートと哲学の要素を取り入れたビオディナミ農法を実践しています。その生産量は制限されており、数十本から数百本単位で取引されていますが、そのワインはテロワールの独自性を美しく表現しています。

ドメーヌ・ルッスラン

ドメーヌ・ルスランは、オクシタニーのモーリーとサンポールドフェヌイエの間に位置し、夫妻の手で運営されるワイナリーです。パスカルは長らく地元の共同組合でブドウを栽培し、ワインを造っていましたが、1992年に自家栽培を始め、小さなシャトーでのワインづくりに着手しました。

このワイナリーは2005年に1ヘクタールのグルナッシュ・ノワールから生まれた最初のワインで知られています。自然環境とぶどうのテイストを大切にし、自然栽培を実践し、わずかなボルドーを使います。全てのワインは手摘みで、手動のプレスで慎重に処理され、マイクロキュヴェで手作業で造られます。パスカルは素材に触れることを好み、機械を使わず手でバレルを洗浄するなど、手仕事にこだわります。

化学酵母は一切使わず、熟成は大樽で行われ、果物の風味と鮮度を保つための工夫がされています。このワイナリーは、ローレンスの愛嬌とパスカルの寡黙さが交差し、ナチュラルワインを生み出しています。

ル・プレヴェール

ギヨームとヤスコは、ボルドーのシャトーでの長い経験を持ち、オーストラリアやアメリカでの醸造も経験したワインメーカーです。2017年に、自然環境に恵まれたブドウ畑を取得し、同時にビオとビオディナミへ転向しました。土壌は石灰岩盤にシレックス、泥灰土などが広がり、それぞれの区画で異なるブドウが育ちます。

ワイナリーは自然と共存する環境で、池にはカエルや魚、周囲の林には野生の植物や動物が生息しています。ワインづくりは土壌の微生物から天体の動きまでを観察しながら行われ、草刈りには羊が使われ、緑肥や果樹が畑周辺に植えられています。無耕起と無肥料の原則に基づいて栽培され、気候変動に対応するために工夫された栽培方法が採用されています。

ギヨームは実直で真面目、一方でヤスコは冷静で穏やかですが、実はパンク精神の持ち主。この畑で緑に囲まれながら、情熱を込めてワインを生産しています。プレ・ヴェールはフランス語で緑の草原を意味し、この美しい環境で彼らが造るワインを楽しむことができます。

フィラロール・アジエンダ・アグリコーラ

ピアチェンツァの丘で、お年寄りと話すと、方言からイタリア語の言葉が聞こえることがあります。
フィラロールはその1つで小さなぶどう畑の列をそう呼びます。
昔ながらのワイン作り。
ナチュラルワインの生産者、長年にわたる追及、研究の末、行きついたのは、生物学的および経済的に持続可能な農業、つまり、ヴィンテージを尊重し、消費者、そしてとりわけそれを最初に飲んだ自身の健康に配慮したワインを得るために必要な、合成分子の残留のない「クリア」なぶどう作り。
彼らの試みは荒廃農地のような古い放棄されたブドウ園を購入するところから始まりました。
自家生産した挿し木に置き換え、エミリア、ピアチェンツァの地品種、赤は、バルベ―ラ、クロアティーナ、白ぶどうは、オルトルーゴとマルヴァシアカンディアアロマティカを栽培しています。
彼らが作った初めての白ワイン、遥か昔から 足で踏み、自然なワインが作られる そんなエチケットになっています。

レ・ポエット

ロワール地方、AOCルイィ、カンシーでワイナリーを営む父を持つ、ギョーム・ソルヴ。
彼は元々、優秀なソムリエでした。
幼少期は畑で手伝いをしながら学業に励んでいました。
その後レストランサービスを勉強し、仕事を深めていく行くうちに、AOCのあり方、栽培、創りに対する熱意が彼の中で目覚めました。
ギョームのアプローチの根幹は全てのプロセスに対して『環境にやさしい』という事です。
ワインの品質を高めて、心身ともに健康・健全という観点から、環境活動を行っています。
畑はカンシー、ルイィに6ヘクタール、トゥーレーヌに1.5ヘクタールを所有、栽培・醸造・瓶詰め、全て一人で行っており、
GUIDE DES VINS bottane+desseauve 2019 には世界のトップドメーヌ10に選ばれる程の実力者です。

ヴィーニャ・チョタール

イタリア フリウリ州とスロヴェニアの国境を越えたコメンのゴルヤンスコという小さな町にチョタールはあります。
父・ブランコと息子・ヴァシアは1974年、レストランを経営しながら、自宅の地下を堀り地下セラーを人力で作りました。
ヴァシアは生まれつき化学調味料など体内に入ると、体調を崩し、器官や肌を弱らせたと語りました。
そんな事もあり、ブランコはワイナリーを始めたときから、現在に至るまでナチュラルなワインをつくり続けています。
「この山々のテロワールはすばらしいんだ。ここと10m先、土がちがうだろう?」と畑を語るブランコ。
息子のヴァシアは父とは真逆で、寡黙で無口。
父が畑をみて、息子が醸す。まさに二人三脚。
スロヴェニアのナチュラルワインを支える、素敵な家族です。

ドメーヌ・ティラルドン

22歳でワインの世界に足を踏み入れたポールアンリは、ブルゴーニュのワイン商としてスタートしましたが、その仕事に満足せず、オーガニックワインづくりへの情熱に駆られました。2008年にはボジョレーのシェナにて自身のワイナリーを設立し、斬新なアプローチで注目を浴びました。

彼の大胆さと情熱、そして「ジョワドヴィーヴル」(人生の喜び)への探求心が、兄弟と共にドメーヌを築き上げました。現在、12ヘクタールのブドウ畑を所有し、シェナ、ムーランナヴァン、シブルのAOCを誇ります。また、ビオディナミ農法を奉じ、馬を使った農作業にも取り組んでいます。

兄のポールアンリはハンターとして、弟のチャールズはキノコ狩りの名手として、自然との共生を楽しんでいます。家族は自然との調和を大切にし、蔵には自家製のハムやパテが仕込まれています。アンリとチャールズ・ティラドン兄弟のドメーヌは、単なるワイン生産だけでなく、自然との共存を追求する家族経営のワイナリーです。

ジョセフ・トッター

私たちの小さな農場は、グラーツの南東40kmにあるシュレーゲルベルクの海抜410mに位置しています。
私たちの生活環境の持続可能な管理は私たちにとって非常に重要です。
そのため、バイオダイナミクスへの取り組みを徐々に進めてきました。
有機的な栽培のため、2013年には葡萄をPIWI品種のソーヴィニエ・グリとムスカリスに植え替えました。
養蜂場は貴重な蜂蜜を供給するだけでなく、私たちの農場に著しく多くのエネルギーと生殖能力をもたらします。

マティアス・ワーヌング

オーストリア クレムス近郊、エッツドルフの生産者マティアス。
彼は南アフリカ、スワートランドでクレイグホーキンスとランマーシュークワイナリーで醸造学、自然栽培、有機ブドウ栽培への転換、ナチュラルワインの経験しました。
2010年に父親からワイナリーの運営を引き継ぎ、すべてのワインを自然に発酵させ、硫黄をほとんど使わないスタイルを貫きます。
とても若いが、気持ちは70歳近いくらいの頑固者。
心身を引き締める為、真冬でも水風呂に入る、僕の知っている生産者の中でも群を抜いてストイックな男。
彼の友達の羊農家でとある悲劇が起こった事がありました。
それはある日、羊が二匹 無残に死んでいました。
『それは何だかわかるかい?羊が死んだのは悲しいけど僕等は喜びを感じたんだ。野生の狼が返ってきたんだよ』と、嬉しそうに話すマティアスは自然をこよなく愛する実直な人間。
また 彼の作るワインは北ながらの酸とミネラルの骨格がきっちりして温度を上げていくと優しさが見え隠れする、彼らしいワインを醸し出しています。

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